独立電源でRE100対策を
平成30年6月に環境省が国際イニシアチブ「RE100」に賛同し、国内企業に対する脱炭素経営の支援を開始しました。「RE100」は、事業で消費する電力を100%再生可能エネルギー由来のものに切り替えることを目指す企業によって構成される国際イニシアチブです。
小型風力発電機SDシリーズは、無電源地帯を含む世界各地の多様な要件と環境における設置実績があり、再生可能エネルギーの導入を検討する企業に数多くのソリューションをご提供することができます。
僻地への給電に
世界人口の17%には、電気が行き届いていないのをご存知ですか?
電源のない地域には、僻村や山岳地帯の僻地にある住居、本島とつながっていない離島などがあります。距離、物流、またはそのコストが原因で、メインの送電網に接続することができない地域に給電するためのマイクログリッド/ミニグリッドに小型風力は活用されています。
小型風力発電機SDシリーズのハイブリッドシステムは初期電源が必要ないため、電源のない地域への設置も簡単です。
石油・ガスプラントに
小型風力発電機SDシリーズは、世界で唯一のATEX認証を取得した小型風車を提供しています。
大西洋にある北海の無人の石油・ガスプラットフォームで10年以上の稼動実績を持つ当社の小型風車は、世界各地のプラントで導入が進められています。また、沿岸地域等に設置するための海洋向けのソリューションも提供しています。
電気通信などの非常用電源に
電気通信分野等における非常用電源の問題に対応するには、小規模のエネルギーシステムが理想的です。これにより、僻地でディーゼル発電機を使用する必要がなくなります。
モバイル通信塔の最大70%は、平均で1日8時間停電に直面していると推定されており、小型風力等によるハイブリッドエネルギーシステムがなければ、電気通信事業者はディーゼル発電機などの高価で環境を汚染する化石燃料に頼らなければならないという、エネルギーの問題が生じます。
小型風力発電機SDシリーズは、システム統合の容易さを中心に据えつつ、完全な自律発電と停電対策、そして最終的には電力の喪失防止を実現できるようサポートする、複数の異なるパッケージとソリューションを利用できる設計となっています。
産業および商用に
これまでになく上昇するエネルギーコスト、SBT・SDGs・ESG対策などにも見られる炭素排出量削減の必要性から、小型風力発電を採用する企業や自治体が増えています。
省エネしつつ自らエネルギーを創出するということが新たなトレンドになっており、目に見える再生可能技術を自分の土地で利用することは、現地での炭素排出量削減への企業の姿勢を示すことに役立ちます。
小型風車は目立ち過ぎず、適切に配置すれば、貴社の事業を主張できると同時に、エネルギーの需要にもプラスの貢献となります。
農業および地方の家庭用に
小型風力発電機SDシリーズは、自家発電を行う地方の家庭用および小農地のお客様に魅力的な利点を提供します。
既存の配電網から完全に独立することもできるため、小型風力発電は、農業、農場、住居を含む、僻地での給電に最適です。
小型風力で発電した電力を売電することで追加の収入源として利益を享受することもできます。
当社の小型風力発電システムの基礎は、設置が完了したら景観に合わせることができ、一般的な農場や牧草地は影響を受けません。また、農地そして家畜と作物も、農業用の電力のメリットを得られるようになります。